我が家は今年は袋栽培でミニトマト、シュガープラムを育てています。
非常に甘く、皮が薄く、一般的なトマト特有の青々しさがない品種で、我が家ではお気に入りです。
沢山収穫できているのですが、この品種は種が販売していないのがネックです。
ここ2年コメリで苗を購入していますが、来年も苗が販売される保証はないですしね。
そこで、来年の栽培に向けて自家採種の実験をしてみることにしました。
果たしてうまく育つでしょうか!?
F1種は自家採種に適していない
このシュガープラムはF1種(自家採種に適していない品種)です。
一般的に販売されているほとんどのトマトがF1種とのことです。
詳しくはタキイのホームページに説明が載っていました。
さて、どんなシュガープラム2世ができるのか、試してみたいと思います。
ホームページの説明の通り、シュガープラムとは似ても似つかない味のトマトができるかもしれません!
※F1品種から自家採種し育てた野菜を販売するのは法律で禁止されていますが、家庭菜園ならOKです
完熟したミニトマトから種を採る
完熟したミニトマトから種を取ります。
これぞ真っ赤、完熟です。
完熟を待って、房どりしようとするとどうしても1~2個実が割れてしまいます。
おいしいのに実割れしたこれらのトマトから種を取っていきます。
種を取り出して周りのゼリーを洗い落とす
トマトを半分にカットし、中から種を取り出します。
種はぬるぬるのゼリーでコーティングされているので滑ります💦
ミニトマトなので当然ですが種は極小です。
なんとか種を茶こしに入れて水を流しゼリーのコーティングを落とします。
2~3個に1つは種のほとんど入っていないシュガープラムでした。この個体のばらつきもF1種であることと関係しているでしょうか・・・残念ながら情報は見つかりませんでした。
2日間乾燥させる
水分が含まれていると発芽してしまう可能性があるため、乾燥させます。
種をピンセットで掴んで1つずつキッチンペーパーに載せていきます。
載せて1日後はまだ少し湿っていたので、我が家では2日間乾燥させました。
F1種の親の遺伝子1つずつの掛け合わせにより、この中に親と同じ遺伝子を持った種もいれば、親とは違う遺伝子を持った種もいるということになります。
面白いですね。
来年育てて実ができてはじめてアタリがわかる、家庭菜園では何とも楽しいポイントかもしれません。
翌春まで冷蔵庫に保管する
種が乾燥したらラップに包んでテープで留め(湿気対策)、容器に入れて冷蔵庫に保管します。
ここまで来たらスマホのカレンダーアプリを開き、来年の3~4月に植え付けの予定を入れましょう。
せっかく準備したのに冷蔵庫に入れて忘れてしまったらもったいないですからね!
実験の結果が出るのは来年ですが、期待して待ちたいと思います。
以上、お読みいただきありがとうございます♪
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