秋じゃがいもを作りたいけれど、植え付け時を過ぎてしまった…!という方。
我が家では10月頭にデストロイヤー(グラウンド・ペチカ)を植え付け、無事に収穫ができました♪
植え付けを迷っている方、ぜひ参考にしてください☆
植え付けまでの種芋の様子
本来は8~9月の植え付けが望ましく、我が家は9月に種芋の植え付けを予定していました。
しかし、予定が合わず…植え付けが10月頭にずれ込んでしまいました。
植え付けるにはもう遅すぎるか…とも思いましたが、せっかくの種芋なので植えてみることに。
果たして10月頭に植えてもじゃがいもは育つのでしょうか!
10月頭に種芋を植え付け
準備:ナス科の野菜を少なくとも数年は育てていないエリアを選び、耕しておきます
じゃがいもはナスやトマトと同じナス科です。
続けて同じ科の野菜を育てると連作障害が起きてしまいます。
(連作障害を舐めてはいけません。じゃがいもは強い野菜なのでそれでも実をつけますが、だんだんと収量が落ちます。我が家はかなり痛い目に合っています…)
ナス科野菜の種類によって連作障害の影響の差はありますが、3、4年は間を空けると安心です❀
春~夏に育てると株が巨大化するデストロイヤーですが、10月に入ったので、春夏栽培ほどは大きく育たないだろうと予想しました。
株間は30cmとしました。
生育期間の様子~春じゃがいも栽培との違い
植え付けから1か月すると、芽が出そろい、株も成長してきました。
2022年11月は幸運にも晴天の日が続きました。
データを見ると、神奈川県の最高気温は20~25度、最低気温は10~15度の間と安定し、0度を下回るような日もありませんでした。
天候に恵まれましたね♪
芽かき:春のじゃがいも栽培ほど株が大きくならず、芽の数も少なかったので芽かきはしませんでした。
追肥:しませんでした!
一般的な秋じゃがいもの生育期間は約3か月なので、12月末または1月頭には収穫を予定しました。
植え付けから3ヶ月後に収穫
年末に数時間の停電が発生するほどの強風が吹き荒れる日があり、気温も朝晩はぐっと下がるようになりました。
種芋の植え付けからちょうど3か月後に様子を見てみると、葉っぱが枯れていました。
茎の部分はまだ緑色が残るものの、(光合成はできないので)これ以上成長することはないと考え、
すべて収穫することにしました!
株を掘り上げてみると…
このくらいのサイズのちょうどいい大きさの芋が1株に1~2個ついていました!
全ての株を掘り終わると、予想以上に多くの芋が収穫できました。
バケツに2杯いっぱいになる量でした。
同じくバケツに2杯収穫できた子芋たちは、春じゃがいもの種芋として保管することにしました!
実はすごく経済的なデストロイヤー?
今回の栽培は、1度の種芋購入後、3回目の栽培です。
(種芋購入→①春じゃがいも栽培→②秋冬じゃがいも栽培→③翌春植え付けのじゃがいも栽培)
購入した種芋は500g = 500円と一般的に流通している品種よりは高価でしたが、
3度目も栽培できる見込みとなったことで、我が家で栽培した中では結果的に一番お得な品種となりました!! 驚きました。
秋じゃがいも栽培をするメリット
今回秋冬じゃがいも栽培をして気が付いたメリットはこちらです。
① 初夏収穫の新じゃがいものおいしさ・感動を忘れた頃に再度新じゃがいもが食べられる!
しかもスーパーではなかなか見かけない貴重な新じゃがいも♪
② 秋冬じゃがいもは生育期間が冷涼なので、病気にかからず(かかりにくく)栽培ができる。
※初夏に収穫したじゃがいもは一部そうか病にかかってしまっていました
③ 翌春に植え付ける種芋を確保できる!
(10~20gの小芋も捨てないで…!デストロイヤーは春夏栽培では十分に育ちます)
とってもおいしくて楽しくて簡単なデストロイヤーの秋冬じゃがいも栽培。
ぜひ試してみてください♪
以上、お読みいただきありがとうございます♪
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