生ゴミ堆肥づくり、手軽に始めてみない?

私の野菜づくり

家庭で出る生ゴミを堆肥にして家庭菜園に使えたら理想的だな・・・

捨てる生ゴミが減ったらいいな・・・

でも虫は発生させたくないな・・・

私はそんな想いから、生ゴミの堆肥化を始めました。

調べてみると、段ボールコンポスト、生ゴミ処理器キエーロや、おしゃれな袋タイプのコンポストなど堆肥化にも色々な方法があります。

わずかでも自分の家でゴミ再生の循環が作りたいと思い、踏み出してみたらとってもよかったのでご紹介します。

この記事がきっと参考になる方

  • 生ゴミの堆肥化を始めたい方
  • 庭に広いスペースがなく、お手軽に、コンパクトに、堆肥化を始めたい方
  • 虫や匂いを抑えて生ゴミ堆肥を作りたい方

コンパクトな生ゴミ堆肥づくりに必要なもの

✔初期投資は2000円程です

① 生ゴミ処理EMエコペール

生ゴミを投入し、一次発酵させる容器です。

大きさは18㍑と11㍑がありましたが、私は18㍑を選択。投入するものを制限しているので、その時によりますが、2週間では容器の半分までも到達しません。

ゴミと水分を分ける仕切りがあります

タッパーなどでの代用も検討しましたが、匂いが漏れる心配、水分が抜けないことなどを考え、購入しました。高くないしOK♪

② 生ゴミ処理材コーンスマイル

良い発酵を促進する微生物資材です。良い発酵をスピーディーに進めることで匂いが抑えられるようなので、購入しました。

この資材自体は、ぬか漬けのような甘酸っぱい匂いがほのかにします。個人的には好きな匂いです♪

生ゴミをエコペールに投入する毎にささっと振りかけます。そんなに大量に振りかけなければ、2ヶ月経っても1袋なくなりません。経済的◎

エコペールに入れるもの、入れないもの(厳しめ基準)

⚠我が家は家の中にエコペールを置いているため、肉類や残飯など匂いの強く虫が発生しやすい、水分の多いものは入れていません。ベジタリアン堆肥です♪

分解されやすいもの、分解されにくいもの、分解できないものについてはこちらのサイトに詳しく載っています♪

エコペールに入れるもの

コーヒーがら、茶がら、果物や野菜の薄い皮や切れ端(水分が多くないものに限る)、枝豆のさやなど柔らかい野菜

エコペールに入れないもの

肉や魚、卵の殻、残飯(塩分も良くない)、アボカドやパッションフルーツなど硬い野菜や果物の皮や種、腐った野菜、玉ねぎの皮など

エコペールの使い方(〜一次発酵まで)

エコペールの準備

まずエコペールの中に袋を設置します。

生ゴミから水分を分ける仕切りが入っていますが、そのまま使用すると網目に小さな生ゴミが詰まってしまいます。

我が家は透明なごみ袋を設置しました。

ゴミがいっぱいになって出した後にエコペールにゴミがくっついたり毎回洗うのは面倒です。

水分がに落ちるように数カ所小さな穴を開けておきます。

見えるかな…

生ゴミの投入開始

入れるもの・入れないものに沿って、水分をよく切ったらエコペールに投入します。

コーヒーがらを投入

私は小さいザルにエコペールに投入するものを集めておき、料理が終わったらまとめて投入しています。

エコペールに生ゴミを入れ始めて5日後、ホワっと雲みたいな白カビが生えてきました。

※※※生ゴミの写真が出ます※※※

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このホワホワとした白カビが生えたら順調に一次発酵している

その後も白いもこもこカビは開けるたびに確認できました。

気になる匂いはどの程度?

エコペールの容器、ゴムの蓋もしっかりとした作りで、蓋を閉めた状態だと全く匂いません。生ゴミを投入するときに蓋を開けると、ツーンとした酸っぱい匂いがします。気温の高い時期に燃やせるゴミ出しをする際に匂いがしますよね。それに比べれば遥かに穏やかな匂いです。個人的にはちゃんと発酵している!!と感じながら不快にならずに生ゴミを投入できています。

一次発酵した生ゴミが土に還るまで

エコペール本体の説明には生ゴミの一次発酵後、いくつかの使い方が紹介されていましたが、我が家は以下の方法をとっています。

①  生ゴミがある程度溜まったら、袋を縛って寝かせる(最後に投入した生ゴミは一次発酵されていないため)

②  プランターに半分のほど畑の土を入れ、

   生ゴミ堆肥を入れて混ぜます

米ぬかも入れました

③  ときどきプランターを混ぜ、乾きすぎていたら(分解が進まないので)水を振りかけて混ぜる

④  生ゴミが分解され切って目視で確認できなくなったら、追肥として家庭菜園に利用可能★

  気温の高い時期、我が家の生ゴミは2週間程で土に還りました

まとめ

いかがでしたか。容器と生ゴミの選別で、家の中でも手軽に、生ゴミ堆肥ができます。

ゴミとして捨てる生ゴミが全くなくなるわけではありません。

でも堆肥化をきっかけに、ゴミが出にくい食材を選んだり調理方法を考えるなど、食材との付き合い方も変わってくるかもしれません。ぜひチャレンジしてみてください!


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