豊作&とびっきりおいしいじゃがいを育てたいなら[デストロイヤー]がおすすめ★

レシピ

定番の品種からスーパーでは中々見ない少し珍しい品種まで、じゃがいもにはたくさん品種がありますね。

我が家では今年はデストロイヤー(グラウンド・ペチカ)を育てました。

豊作で、おいしく、珍しいじゃがいもを育てたいという方には、ぜひデストロイヤー(グラウンドペチカ)をおすすめします!

デストロイヤー(グラウンド・ペチカ)とは?

「レッドムーン」の変異株として2000年に登録された品種。形は楕円形。

色は赤紫色のベースに鮮やかな紫色のまだら模様が入ったインパクトのある見た目です。

まだら模様を見ていると、別名デストロイヤーのとおり、覆面レスラーに見えてきますよ。

覆面レスラーに見えてきませんか?
これはどうでしょうか

見ているだけでも面白いじゃがいもです😀

おすすめポイント ① ダントツで成長が著しい・豊作

我が家では、これまで定番品種では、キタアカリ・男爵・メークイン、スーパーでは中々見ない珍しい品種では、インカのめざめ、シャドークイーン、アンデスレッド、ノーザンルビーを育てました。

土の状態や生育環境など差はもちろんありますが、デストロイヤー(グラウンド・ペチカ)が株の成長も、そして収穫量もダントツで優れていました

★株の成長が著しい

2月中〜下旬に種芋を植え付け、発芽時期は他の品種と差はありません。

しかし、発芽後の株の成長度合いが抜きん出ていました。

茎も太く葉っぱも青々と茂ります

5月頭の様子。濃い緑の青々とした葉っぱが森のように広がっています。

株間30センチで植えましたが、草勢の強いデストロイヤーには狭かったかもしれません。

収穫直前には背丈が1m程にまで成長していました。

★ 収穫量がとにかく多い

1株あたりの収穫量が他の品種に比べて多く、途中で茎が折れてしまった等で収穫までたどり着けなかった株がほぼなかったことから、全体の収穫量はデストロイヤーが一番となりました。

種芋5kgから★★\\\ 90kg /// 超 ★★のデストロイヤーが収穫できました😆

参考 (同じ環境で同じ時期に育てた他の品種の収穫量、種芋5kg)

  • インカのめざめ  ー  50kg
  • きたあかり  ー  51kg    ※やや日陰になりやすい場所でした
  • メークイン  ー  68kg
  • デストロイヤー  ー ★90kg★

また、購入した種芋が20g程度の小粒のサイズが多く、株が十分に育つか若干の不安がありましたが、心配無用でした。

芽かきをしたものを挿して植えた茎ですら、株が大きく成長し、1つ300g級の巨大芋を収穫することもできました。デストロイヤー、無敵です。

✫  種芋が小さくても(20g程度)、芽かきした茎からでも大きなじゃがいもが育つ

✫  株も大きく育ち、1株からの収穫量が平均的に多い

おすすめポイント ② 病気にかかりにくい

基本的にじゃがい栽培は、適切な時期に植え、適切な時期に掘れば、収穫できます。

我が家が家庭菜園初心者の頃、土壌改良などを行っていない時でも収穫までたどり着けました。

しかし、じゃがいもも病気にかかります。葉っぱに茶色い斑点が広がるモザイク病気芋の表面の皮がゴツゴツに隆起してしまうそうか病などがあり、我が家のじゃがいももかかったことがあります。

病気っぽいとわかった株から早く収穫してしまいます。

しかし、デストロイヤーは我が家で栽培した他品種に比べ、一番病気にはかかりにくいと感じています。

そのために、全体としても収穫量が多くなるのでしょう。

おすすめポイント ③ 希少価値

スーパーでは「じゃがいも」として並んでいることも多く、苺など果物に比べてたくさんの品種があることはあまり認識されていません。

一般に知られている品種の違いはせいぜい男爵メークインくらいでしょう。

見た目が大インパクト、とびっきりおいしいデストロイヤー種芋を入手するのが中々簡単ではありません

しかし種芋さえ入手できれば、豊作且つ珍しい、なんともおいしい珍しいじゃがいもがきっと収穫できるでしょう。

デストロイヤーの味・おいしい食べ方

とにかく濃厚でコクがあり、よく加熱するとねっっとりとしています。味が濃いのでそのまま食べてもおいしいと感じるでしょう。

加熱すると中の色は鮮やかなレモンイエローに。そのねっとりの食感も合わさって、もしやさつまいも?と思ってしまうほど、コクのある味です。

正直言うと、デストロイヤーは万能でどんな料理にも合うと思います(笑)

デストロイヤーそのものの味を楽しむなら、じゃがバターと煮っころがしをおすすめします♪

★じゃがバター

蒸しても、電子レンジにかけてもおいしくできます。

電子レンジで加熱する場合は、濡らしたキッチンペーパーでデストロイヤーを包み、その上からラップで包んで600㍗で2-3分を2回かけてくださいね。

★煮っころがし

新じゃがいもは特にすぐに火が通るので、一口大に切ったら5分程火にかければ十分です。

他の品種の新じゃがいもと比べても、デストロイヤーは火のとおりが早いです。煮崩れ注意です⚠

とろっとろの滑らかな舌触りのデストロイヤーに魅了されることでしょう★☆

デストロイヤーが収穫できすぎてしまったら、直売所へ

デストロイヤーがたくさん収穫できた場合、家族やご近所に配っても消費できない!と嬉しい悲鳴が出る程収穫できてしまったら、近所の直売所に出せないか、検討するのもよいでしょう。

我が家も問い合わせてみたら、出荷のハードルは高くありませんでした。

直売所でもデストロイヤーは大人気でした😁

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